「去年入社した○○さんが寿退社することになりました!」と顧問先から
朝一の電話。その方は来春、関東の方へ嫁がれるそうです。
キャリアアップ助成金の対象者として準備をしていたこともあり正直残念。
さあこれから!という時に辞められる損失は大きい。
求職者が少ない。
人は突然辞めるもの。
を前提に求人内容も社長の判断で状況にマッチしたものが求められる。
助成金が足かせになってはいけない。惜しんではいけない。
さて、新たな戦力を探すモードに入った会社に対し
退職者のフォローをできるだけ万全にするのは顧問社労士の仕事です。
単に書類を作成するだけでなく、退職者が退職に伴い不安に思っていること
医療保険・年金・失業手当など知りたいことを事業主に代わってお応えする。
未払い残業はないか?社会保険料の控除に誤りはないか?最後の最後に
気を引きしめ取り掛かる。
「退職される方が、また機会があれば会社に戻ってきやすいように。」
「退職される方が、いつかその会社のお客になるように。」
「退職される方が、会社にお世話になったと真に思っていただくように。」
そんな気持ちを込め、退職者の手続きをしています。
ときどき、退職された方から書類と一緒にお手紙(メッセージ)をいただくことがあります。
そのことを社長にお伝えすることが我が事務所の密かな喜びです。
出会いも大事。別れも大事。