労働・雇用環境は、数年前に比べ目まぐるしく変化しています。
会社においても、労務にかける時間やお金がとても増えている
と思います。
売上を伸ばすことは大切なので、労務にかける費用は
できるだけ抑えたいという会社側の気持ちは分かります。
働き方改革が浸透している中でも
「社労士の言うことをきいていたら会社がつぶれる!」
「残業代なんて、まともに払っていたら会社がつぶれる!」
「社員が残業をしたがるから、残業をやめられない!」
などなど、被害者になったかのような口調で私に強く
あたる方もいます。
社労士は、働く人が、安全で安心に働けるよう
健全な職場を作る社会的な役割があります。
そのため、私も時に経営者が考えていることや会社のルールに
ダメ出しの連発をすることもあります。
私のことを融通が利かない社労士と思っている方もおられるでしょう。
では、私(社労士)を避ければ、解決するのでしょうか。
私との相性や私が気に入らないということはあるとしても
基本、人を雇うとき会社がしなければならない事は
”忙しいとか”、”分らない”とか”できない”の理由は通らないと思っています。
”出来ればしたくない”という本音は、正しいやり方で考え直してもらうよう
言い続けます。
そうは言っても、お客様との間で悩むこともあります。
そなときは自分の立場を入れ替えるようにしています。
例えば、”もし私が社労士以外の業態で会社を経営していれば”
と想像するのです。
きっと絶対成功したいので、そのためにはまず正しい労務管理に
取り掛かると思います。そこで必要なのはやっぱり労務の専門家
の存在です。
私は、もしもの私がその会社を任せられる社労士か?
これからも自問自答し続けます。
労働・雇用にまつわる法律や制度の改正。
時代に必要な新たな制度など。。
今、世の中は働く人をめぐる話題が非常に多い。
会社が、働く人の安心・安全を第一に考え、共に
豊かになっていくよう、会社が法律や制度をそのまま受け入れれば
あれこれと悩むことはない。
どこか会社が損をしないように考えるから、問題やトラブルが生じる。
”会社は法や制度を潔く受入れ、社員は一生懸命社業に励む”
私は、これからの時代にそった”働く人を中心とした経営労務の考え方”
を会社や経営者にお伝えしていきます。
一方、社会保険や雇用保険、子育てや介護など会社や働く人にとって
必要な社会保障の制度や助成金などのもれなくお知らせし活用していただく。
働く人と会社が共に豊であるよう力を注ぎたいと思っています。