「手続き業務」は社労士の業務から消えてしまう・・と言われることがある。
先ごろ社会保険の手続き様式が変更となり、弊所のPC画面に表示される
新様式をみながら・・・そうかもと思わざるを得なかった。
でもはっきりと言える。それは、恐怖ではない。
なぜなら、私たちの仕事は書式に入力する代行業ではないからだ。
その書式を作成するにあたり、簡単に入力箇所を埋めることができない
理由(わからない・問題がある・心配事など)は書式の簡素化や
AIでは解消できない。
また、一手続きを点として終わらせることなく、点と点を線で結んで、
会社に役に立つ「情報」や「知恵」を分かりやすくお伝えすることが
できる。
AIによる様々な変化は今後、急速な変化をもたらす。
でも、その状況をむしろ”嬉しい”と感じたい。
同じツール・同じやり方・同じ人・同じ場所・同じ服・・・。
何年も変わり映えしないことに気づくとき、落胆した気分になるのは
”チャレンジしていない自分”を目の当たりにするから?
私自身、職業人として良い年齢になってきたと自覚する反面、
”楽したい”という甘い誘惑にかられることも多くある。
けれど、このような仕事に就かせてもらっている以上
チャレンジをし続けないと自分がポンコツになってしまう。
二番手、三番手という生ぬるい意識を捨て、もっともっと
頑張ろうと思います。