お別れの日に


昨日、娘は終園式で年中クラス最後の一日を終えました。

お昼前の降園時、担任、副担任をしていただいた先生からご挨拶があり、一年間の子供達の思い出を涙ながらにお話してくださいました。

その中で、「園児の成長を感じることが、私の幸せでした。」というお言葉があり、私のアンテナにヒットしてしまいました。

どんな仕事にも、喜びや苦労はつきものです。人それぞれ仕事に対する思い、考え方があり、だからこそ、同じ仕事をしていても差がついたりするのでしょう。

幸せだった!と言い切った先生は素敵でした。そんな素敵な先生と共に歩めたことに感謝したいです。

その夜は、娘が一年を通じて画いた思い出綴りを一枚一枚みていきました。最後のページにさしかかったとき、「ご苦労様、よく頑張ったね」と頭をなでてやると娘は「嬉しい」と言って泣き出しました。親ながら少しびっくりしたのですが、5才の子が思いを涙で表現した事が、娘というより、一人の人間として感心してしまいました。

こんな身近にも、心を揺さぶられる存在がいる。そう思うだけで、なんだか勇気が湧いてきました。

 

 

姉の言葉(有り難編)


4月前になると退職や入社予定手続き、保険料の変更など、お客様へお知らせすることも

何かと多くなります。特に間違いができないシーズンがやってきます。

その前に、hana事務所ではいらなくなったものを処分し、職員さんに有給休暇

の取得をおすすめし、”事務所の気の入れ替え日”を設けています。

今年は3月10日から16日の間で行う予定です。

そして、新たな気持ちで新年度の業務を取り組んでまいります。

 

新年度といえば、個人的にハローワークのイメージが強いのですが、

hana事務所ではハローワークのお手続きは、電子申請が主となっています。

紙申請していた頃に比べ一日に何回も出かける・・・ということがなくなりました。

この点、電子申請の利便性を感じます。

 

ハローワークの窓口・・・私にとって忘れられない出来事があります。

開業から何年か経ち、ハローワークの職員さんとのやりとりにも慣れてきた頃、

たまたま当時会社勤めをしていた姉と出くわしました。「普段の私でない私」を見て

もらいたかったのでしょう。私はいつもより意識して窓口での仕事を終え、手続きの順番

を待ってる姉のもとへ得意顔で行くと、姉は「脚を組んでる以外は100%だね!」

と言ったのです。私の後ろ姿を見ていた姉は、特に言葉を足すことはありませんでしたが

私にはその一言で充分でした。

恥ずかしさと弁解したい気持ちで、いたたまれなくなりましたが、

すぐに私はその言葉を受け入れ、対面しているときは二度と脚を組むまいと誓いました。

似ているケースでは、肘をつきながら電話をしているときも、相手にはそれがわかる(伝わる)

と言います。

それ以来、自分の立ち振る舞いには気を付けていますが、まだまだ日常的に「今のはしまったな」

と思うこともあります。

ただ、自分なりに「きちんとしていたい」といつも思い行動しています。

なぜなら、そうすることが私の仕事の一部になっているからです。

 

デスクを離れたところで。

お客様と目があっていないところで。

道具や工具をしまうとき・・・

仕事は続いている。

そう思います。

 

人を相手にしていく仕事を選んだ私に、厳しい助言をくれた姉に今でも感謝しています。