4月前になると退職や入社予定手続き、保険料の変更など、お客様へお知らせすることも
何かと多くなります。特に間違いができないシーズンがやってきます。
その前に、hana事務所ではいらなくなったものを処分し、職員さんに有給休暇
の取得をおすすめし、”事務所の気の入れ替え日”を設けています。
今年は3月10日から16日の間で行う予定です。
そして、新たな気持ちで新年度の業務を取り組んでまいります。
新年度といえば、個人的にハローワークのイメージが強いのですが、
hana事務所ではハローワークのお手続きは、電子申請が主となっています。
紙申請していた頃に比べ一日に何回も出かける・・・ということがなくなりました。
この点、電子申請の利便性を感じます。
ハローワークの窓口・・・私にとって忘れられない出来事があります。
開業から何年か経ち、ハローワークの職員さんとのやりとりにも慣れてきた頃、
たまたま当時会社勤めをしていた姉と出くわしました。「普段の私でない私」を見て
もらいたかったのでしょう。私はいつもより意識して窓口での仕事を終え、手続きの順番
を待ってる姉のもとへ得意顔で行くと、姉は「脚を組んでる以外は100%だね!」
と言ったのです。私の後ろ姿を見ていた姉は、特に言葉を足すことはありませんでしたが
私にはその一言で充分でした。
恥ずかしさと弁解したい気持ちで、いたたまれなくなりましたが、
すぐに私はその言葉を受け入れ、対面しているときは二度と脚を組むまいと誓いました。
似ているケースでは、肘をつきながら電話をしているときも、相手にはそれがわかる(伝わる)
と言います。
それ以来、自分の立ち振る舞いには気を付けていますが、まだまだ日常的に「今のはしまったな」
と思うこともあります。
ただ、自分なりに「きちんとしていたい」といつも思い行動しています。
なぜなら、そうすることが私の仕事の一部になっているからです。
デスクを離れたところで。
お客様と目があっていないところで。
道具や工具をしまうとき・・・
仕事は続いている。
そう思います。
人を相手にしていく仕事を選んだ私に、厳しい助言をくれた姉に今でも感謝しています。